4.6.3 期限切れドメインの不正使用
※このページは、Googleの検索品質評価ガイドライン(2025年9月11日版)で新設された「4.6.3 Expired Domain Abuse」について、当社が内容を要約・解説したものです。原文の全文翻訳ではありません。正確な内容は原文(英語PDF)をご確認ください。
どんな行為か
有効期限が切れて手放されたドメイン名を買い取り、そのドメインがもともと持っていた信頼や評価を利用して、利用者にとってほとんど価値のないコンテンツを載せる行為です。ガイドラインでは、最低評価(Lowest)の対象となるスパム的なページの一種として扱われています。
狙われやすいのは、官公庁・慈善団体・学校など、信頼されやすいURLを持っていたサイトです。新しい所有者は、以前のドメインの評判を借りて検索上位を狙い、広告収入やアフィリエイト収入など自分の利益になるコンテンツを掲載します。訪問者は、以前のような信頼できるサイトを期待して訪れるため、混乱することになります。
典型的な例
- 以前は行政機関が使っていたドメインに、アフィリエイト記事が掲載されている
- 以前は医療系の非営利団体が使っていたドメインで、医療関連の商品が販売されている
- 以前は小学校のサイトだったドメインに、カジノ関連のコンテンツが掲載されている
評価者はどう見分けるか
URLやサイトの見た目と、現在のコンテンツの話題が合っていないことが手がかりになります。たとえば学校のようなURLなのに、消費者金融やギャンブルの話題が載っている場合です。確認には、Internet Archive(ウェイバックマシン)でトップページなどの過去の状態を調べ、内容が大きく変わっていないかを見る方法が挙げられています。
サイト運営者が気をつけること
- 中古ドメインを使う場合は、以前の運営者・テーマと無関係な内容で「評判だけを借りる」使い方をしない。
- 事業の移転などで正当にドメインを引き継ぐ場合は、運営者情報や移転の経緯をサイト上で明示し、訪問者が混乱しないようにする。
- この考え方は、Google検索のスパムに関するポリシーの「期限切れドメインの不正使用」と対応しています。
