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サイトマップとは?種類と必要性・SEO効果についてわかりやすく解説

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サイトマップとは?種類と必要性・SEO効果についてわかりやすく解説

最終更新日:2024/06/21   公開日:2024/06/14

サイトマップとは、Webサイト内のページ構成を一覧化したものです。サイトマップを作成することで、ユーザーがサイト内の情報を探しやすくなるだけでなく、検索エンジンのクローラーがサイトの構造を理解しやすくなり、SEO効果の向上が期待できます。

本記事では、サイトマップの概要と必要性、SEO効果について詳しく解説します。

サイトマップは2種類

サイトマップには、大きく分けてHTMLサイトマップとXMLサイトマップの2種類があり、それぞれWebサイトの内容を伝えるものですが、違いを簡単にまとめると、以下のようになります。

  • HTMLサイトマップは人間用
  • XMLサイトマップはGoogleのロボット用

サイトマップという共通の名前が付いていますが、役割は全く異なります。以下でそれぞれの概要と必要性について説明します。

HTMLサイトマップ

HTMLサイトマップは、サイト内のページをカテゴリーごとに分類し、階層構造で表現したものです。一般的に、トップページを起点として、主要なカテゴリーを大項目、その下に関連するページを小項目として配置します。

HTMLサイトマップの例として、エックスサーバーのサイトマップが分かりやすいのでリンクを記載します。

サイトマップ | レンタルサーバーならエックスサーバー

このように、HTMLサイトマップではサイトの全体像を一目で把握できるように構造化します。また、各項目にはそれぞれのページへのリンクを設置し、ユーザーがスムーズにページ間を移動できるようにします。

HTMLサイトマップは、サイトのフッターやヘッダー、あるいは専用のページを設けて設置されることが一般的です。ユーザーがアクセスしやすい位置に配置することが重要です。

さらに、HTMLサイトマップには以下のようなメリットもあります。

  • ユーザーがサイト内の情報を探しやすくなる
  • ユーザーがサイトの全体像を把握しやすくなる
  • 離脱率の改善とページビューの増加が期待できる

ショッピングモールのフロアマップのように、HTMLサイトマップがあると初見のユーザーでもWebサイトの構造を把握し、迷わずに情報へとたどり着けます。迷わずにサイト巡回ができるので、離脱率の改善にも効果的です。

XMLサイトマップ

XMLサイトマップはGoogleにWebサイトやページの情報を伝えるもので、クロールを促進し、インデックスされやすくなる効果があります。一般的にWebサイトのルートディレクトリに sitemap.xml という名前で設置します。

弊社では、このようなXMLサイトマップを作成しています。

XML Sitemap | Digital Farm

XMLサイトマップのメリットは、以下のとおりです。

  • クローラーがWebサイト内のページを発見しやすくなる
  • クローラーがWebサイトの構造を理解しやすくなる
  • 新しいページや更新されたページを検索エンジンに通知できる
  • モバイル向けページや画像などの追加情報を提供できる

XMLサイトマップを作成すると、クローラーがWebサイトを見つけやすくなり、内容もより正確に認識してくれます。Webページを更新する際も、XMLサイトマップを更新することで再クロールを促進可能です。

サイトマップのSEO効果

HTMLサイトマップは、ユーザーにWebサイトの構造を伝えて誘導を促進する役割があります。これによりユーザーが知りたい情報にアクセスしやすくなり、再検索を防げるため、SEO評価につながります。

XMLサイトマップは、Webサイトの情報を正しく検索エンジンに伝える役割があります。クローラーは、Webサイト内の情報を必ず取得できるわけではありません。各ページをリンクでたどりますが、構造によっては末端のページまで移動できないことがあります。

クローラーが正しくページ内容を読み取れないと検索結果に表示されないため、その手助けとなるXMLサイトマップはSEOにおいて重要です。

まとめ:適切にサイトマップを作成し、ユーザー・Googleともに使いやすいサイトを目指そう

サイトマップには、HTMLサイトマップとXMLサイトマップの2種類があり、それぞれユーザーと検索エンジンのクローラーに向けて作成されます。サイトマップを適切に作成し活用することで、ユーザーがサイト内の情報を探しやすくなるだけでなく、検索エンジンのクロール効率化といったSEO効果が期待できます。

サイトの規模が大きくなるほど、サイトマップの重要性は増していきます。定期的にサイトマップを見直し、サイトの構造変更やページの追加・削除に合わせて更新していくことが大切です。

サイトマップを活用し、ユーザーと検索エンジンに優しいWebサイトを目指すことで、自然検索からのトラフィック増加とSEOの効果的な改善が期待できるでしょう。

Webサイトの運営においては、サイトマップを適切に管理し、活用していくことを強くおすすめします。

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