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現場ブログ > 動画配信システム開発

YouTubeで有料動画を配信するのはアリなのか?

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youtube 動画配信

最終更新日:2021/11/01   公開日:2020/07/24

動画配信ニーズが増えている中で、ごく限られた人に、限定的に動画を配信したい。出来れば有料で配信したい、そう考えている人も多いのではないでしょうか。

動画配信サービスに限らず、Web上で無料で使えるサービス(勿論YouTubeもそれに該当します)は、二つの観点から可能かどうか検討する必要があります。それは、

1 技術的な観点でそれが可能なのかどうか

2 利用規約上それが可能なのかどうか

という観点です。いくら1の技術的な観点で可能だったとしても、利用規約上の観点から禁止されているのであればどうしようもありません。

また大抵のWebサービスの場合、利用規約上認められていない場合、技術的にもなんらかの制限がかけられており、あるいは事後に大きなペナルティ、つまり強制退会や利用禁止処分を受けて、半永久的にそのサービスが利用出来なくなる、という事が起こります。

つまり、まずは(若干面倒ではありますが)利用規約をしっかり確認する事が大事になってきます。

それでは、YouTubeを使って有料に動画配信を行う、という事は可能なのでしょうか?

YouTubeの利用規約を見ると、このように書かれています(太字は弊社加工)。

  • 利用規約 – YouTube
  • 本サービスの利用には制限があり、以下の行為が禁止されています。
    本サービスまたはコンテンツのいずれかの部分に対しても、アクセス、複製、ダウンロード、配信、送信、放送、展示、販売、ライセンス供与、改変、修正、またはその他の方法での使用を行うこと。ただし、(a)本サービスによって明示的に承認されている場合、または(b)YouTube および(適用される場合)各権利所持者が事前に書面で許可している場合を除きます。

つまり、結論としては、利用規約上、YouTubeでの動画の有料配信としてはアウト、という事になります。

こうなると、もはや検証する意味をなしませんが、技術的にはどうかと言いますと、これも実態としては限られた(許可をした)人にだけ送信する、という事も出来ません。YouTuveでは動画をアップロードする際に、「URLを関係者限定公開」でリリースする事が出来ます。ですが、これも当然URLを知っている誰かが「裏切って」しまえば、垂れ流されてしまいますし、YouTubeの仕組み上、本来見せたかった人以外が見ていることを知る術はありません。

規約違反の運用をしていますと、突然アカウントがBAN(廃止)されてしまい、gmailもまるごと使えなくなったりするケースもあります。勿論アップした動画にも手を出せなくなります。今後会員登録が必要なGoogle系サービスにも影響が出かねません。くれぐれもご注意下さい。

 

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