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札幌・東京を拠点にWebコンサルティングをコアにした、Web制作・Webシステム開発会社・アプリ開発会社です。

Webサイトに会員限定の動画を掲載・配信するには

Webサイトに会員限定の動画を掲載・配信するには

最終更新日:2020/11/11   公開日:2019/08/05

昨今自社の運営するWebサイトに動画を掲載じたい、というご相談、お問い合わせを受けることがかなり増えてきました。

「人が集まれないので、今年は学会をオンラインで開催したい」

「タレントの有料コンテンツサイトで、有料会員だけにタレントの動画を見せたい。」

「スポーツクラブの有料コンテンツサイトで、有料会員だけに選手のオフショットインタビュー動画を掲載して見せたい。」

「資格ビジネスをやっている民間企業で、ネットで講座を受講させたい。」

「塾で配っていた学習用DVDをネットで塾生だけに閲覧させたい。」

「工場での機械のメンテナンスをするにあたって、社員へ配布しているテキストマニュアルを動画でも作成して見せたい。」

etc …

そこで今回は、ビジネス用途として、Webサイトで会員ににだけ動画の配信したい、という人向けに、その方法と選び方についてのご説明をしたいと思います。

※この記事は週に一回程度の頻度でアップデートをしていますので、たまにご覧頂ければ幸いです。

誰に配信したいのかで、利用する動画配信システムは全く異なる。

動画を配信する場合、誰に動画を配信したいのか、という事で配信方法は大きく変わります。大きく言うと、動画の配信対象は以下の二種類に分けられます。

1 動画を誰にでも見て貰いたい

2 動画を限られた人にだけ見て貰いたい

1の場合はYouTubeを使うのが一番です。逆に言うと他を使う理由が特にありません。以前はYouTubeを使わず、自社システムで独自に動画を配信した企業もいましたが、極めて少数派でかつ非常に大きなコストがかかりました。かつ以前はYouTubeは違法アップロード動画「しか」無いといっても過言では無い時代があり、どの企業もYouTubeを使う事は尻込みしていました。また、ネットで動画を配信するというハードル自体が高かったため、どの企業も動画を配信することは諦めていました。これたった数年前のお話しです。IT業界はほんと時の流れが早いですね。ちなみにYouTubeでは有料の動画配信は規約違反で、やるとアカウントをまるごとBANされる可能性があるので注意して下さい。

ということで、前者についてはほとんど1択で問題ありませんが、問題は後者の場合です。以下ご説明します。

限られた人に動画を配信する方法とは?

限られた人に動画を配信したいという場合、大きく言うと以下の三つのシステムの選択肢があります。

1 動画配信のASPサービスを利用する

2 vimeoと連携させて自社開発の動画配信サイトを作る

3 完全に自社開発で動画配信サイトを作る

 

一般的に言うと、開発コストだけ見ると、優位性は1>2>3になります。既にあるクラウドサービスを使った方が断然時間もコストも節約できるのは言うまでもありません。

ところが、出来るだけ自社の要望に合わせて仕様や使い方を変えたい、という事になりますと、1より2や3の方が大変便利です。特に3は昨今かなりコストを抑えることが出来るようになりました。この二つの方法について、以下詳しくご説明します。

1 動画配信のASPサービスを利用する

昨今はいくつも動画配信のサービスが増えてきました。これらのサービスの特徴は、自前で開発するのと比べて、初期開発費用が一切かからない、桁違いに低コストで、すぐに導入出来る、というメリットが最大の売りです。

そしてその裏返しとしてのデメリットが「融通が全く利かない」という事です。個々の企業の要望に合わせてカスタマイズをする、という事は基本やってもらえません。もしやってもらえたとしても極めて例外的に一部の範囲のみか、とてつもなく高額な料金になるのが普通です。最近は動画配信クラウドサービスも様々なオプションを用意するようになりました。その組み合わせによって御社の要望を満たせるものもあるかも知れません。いろいろと探してみて、最適な動画配信クラウドサービスを使って下さい。

代表的な動画配信のASPサービスを以下にまとめます。

動画配信システム「クラストリーム」
中小企業でも利用しやすいが、大企業も利用している。使いやすい。

動画配信システム【ミルビィ】 | 高品質低コスト・大規模配信
動画配信の老舗。ほどほどのコストで機能多数。とっつきやすく、中小企業でも利用しやすい。

Video Marketing Suite | ブライトコーブ
主に大企業向け配信に実績があります。

動画配信プラットフォーム「J-Stream Equipmedia」 | サービス | Jストリーム
CDNの老舗。高品質。大企業から中堅企業の利用が多い。

2 vimeoと連携させて自社開発の動画配信サイトを作る

自社開発で動画配信サイトを作る中でも、コアとなる動画配信部分だけ、vimeoの動画配信機能を活用して、動画配信サイトを作る方法です。実はこれがやりたいことが自由に出来る上に、一番開発コストを抑える事が出来ます。

Vimeo動画
限られたサイトでの動画を再生配信出来るなど自由度が非常に高い。Webサイト自体は自社で別途用意する必要がある。

3 独自の動画配信システムを開発する

当然ですが、自社で独自の動画配信システムを構築する場合は、仕様は自由自在で、好きなように作る事が出来ます。しかし、その分ホントの意味で「ケタ違い」の費用がかかります。出来合のASPであれば、せいぜい高くても数万円、数十万円で済む事が、自社独自開発では複数の桁違いの費用がかかります。しかし、最近は数百万円、数千万の下の方の予算で済むようになってきました。自社で許される予算の範囲なのでれば、完全に自社の要望に合わせる事が出来ますし、かなり現実的な選択肢になってきています。

 

動画配信にかかるコスト

動画配信にかかるコストは意外とシンプルで、大きく分けると以下の2種類しかありません。

1 初期コスト
(1)ASP会社に支払う動画配信システムの初期設定費用
(2)システム開発会社に支払う初期開発費用

2 毎月のランニングコスト
(1)サーバ会社に支払う利用料金
(2)ASPサービス会社に支払うシステムの利用料金
(3)システム開発会社に支払うシステム保守費用

動画配信のASPを利用する場合のコスト

初期費用についてですが、動画配信のASPを使う場合は、「ありもの」を利用する形になりますので、「(2)システム開発会社に支払う初期開発費用」は発生しません。その代わり「(1)ASP会社に支払う動画配信システムの初期設定費用」を支払う必要があります。費用感としては、せいぜい初期設定コストとして数万円~数十万円がかかる程度です。

また、毎月のランニングコストも「(2)ASPサービス会社に支払うシステムの利用料金」のみとなっており、「(1)サーバ会社に支払う利用料金」はそこに含まれているケースがほとんどです。

ただ、ランニングコストで一つだけ注意が必要なのは、ほとんどのASPでは、原則的に運用費用は同じ料金ロジックになっています。それは、それは毎月どのくらいの容量の動画を流すか(データ転送量)、という事によって、利用料金が上がるという事です。これは避けられないことなので覚えておきましょう。

中には「固定料金で流したい放題!」というサービスもありますが、そういう場合は「月額配信100GBまで」と言う制限がついており、事実上の階段型の料金体系に過ぎません。基本的に天井知らずで動画をじゃぶじゃぶ流し放題で月額固定はあり得ない、と覚えておいて下さい。

 

Webサイトに会員限定の動画を掲載・配信するには

vimeoと連携させて自社開発の動画配信サイトを作る場合のコスト[お奨め]

vimeoを使って動画配信サイトを開発する場合は、かなりインスタントに動画配信サイトを構築することが可能で一番お奨めの方法です。この場合、動画配信システム部分だけvimeoを利用する事になり、その他の記事管理システムや会員管理システムは開発会社に開発を依頼する事になります。このため初期コストとしては「(2)システム開発会社に支払う初期開発費用」となり、「自社開発をする場合」と比べて費用負担は少ない形で希望にかなった、自由度の高い動画配信サイトを構築する事が出来ます。

毎月のランニングコストは、(1)サーバ会社に支払う利用料金、(2)ASPサービス会社に支払うシステムの利用料金(この場合はvimeo)、(3)システム開発会社に支払うシステム保守費用、全てがかかる形となりますが、通常の(動画の無い)Webサイトのランニングコストと実はそう大きくは変わりません。

独自の動画配信システムを開発する場合のコスト

自社独自で動画配信システムを開発する場合は、当然ですが初期に「(2)システム開発会社に支払う初期開発費用」がかかってきます。相場的には数百万円からが普通です。ですが、この初期開発コストはここ数年で目玉が飛び出るくらい劇的に下がってきています。10年前なら自前で動画を配信するなど、1千万で作れたら奇跡というレベルでしたが、今なら仕様によっては100万程度から開発が可能であり、中小企業でもかなり現実的な選択肢になってきています。弊社でも開発させていただくケースが増えてきてます。当然ですが動画配信クラウドサービスより自由度が極めて高いののが自社開発のメリットです。今後も自社で動画を直接配信する企業は増えていくでしょう。

毎月のランニングコストとしては「(1)サーバ会社に支払う利用料金」「(3)システム開発会社に支払うシステム保守費用」がかかります。費用感的にどの程度かかるのか、というのはこちらをご覧頂くのが良いと思います。

 

ちなみに弊社の動画配信開発の一部です。細かいところはこちらをご覧下さい。

大分トリニータ様 「トリテンTV」 月額330円(税込み)の有料動画サービスです。

 

 

動画配信システムを構築する会社を選ぶコツ

自社独自で動画を配信するには、ほとんどの場合、Webシステム開発会社に開発して貰う事になります。この場合、非常に大事な事はたった一つしかありません。それは、

「動画配信システムの開発実績のある会社に依頼する」

という事です。動画配信のシステムは経験が非常に重要であり、同じ事をしても、経験があれば1日で済む事も経験が無ければ3日かかることもざらです。つまり、「開発コストが3倍」かかるということであり、それはあなたの負担するコストに跳ね返ってきます。なので、自社で動画を配信するシステムを開発する場合は、まず前提として実績のある開発会社を選んで下さい。

 

動画配信するサーバの選択

サーバはクラウド一択です。他はあり得ません(ただしASPサービスはサーバを選べません。セットになっています)。

どうしてかというと、動画配信サイトを立ち上げて運営を開始すると、場合によってはものすごいアクセスが集中してしまう場合があります。最悪、サーバは無反応状態になったりします

その時、クラウドではスペックの大きなサーバに、管理画面からすぐに切り替えることが出来ます。しかし、他のレンタルサーバは一切そういう事が出来ない、つまり逃げ場がありません。サーバのメモリやCPUを挙げるためには、サーバの契約を見直す事から始めなくてはならず、目先のアクセスをする

勿論スペックの大きなサーバを使えば、その分利用料金は上がります。例えばAmazonのAWS EC2という仮想サーバの場合ですと、このような価格体系になっています。

 

勿論普通のレンタルサーバでも動画を流すことは出来ます。

しかし、もし動画がバズってしまった時、ほぼ100%の確率でレンタルサーバー会社からサイト自体をまるごと止められてしまいます。そうなると、当然ですがWebサイトは見えなくなります。

なぜそうなるかと言いますと、低コストのレンタルサーバでは、100%一台のサーバに複数の顧客のドメインを格納する形式になっています。いわば「長屋」もしくは「集合団地」の状態です。このためそのうちの1社に猛烈なアクセスが集まったり、動画を沢山流してしまうと、サーバ自体のCPUの稼働など、負荷が上がってしまい、結果的に他のお客様のWebサイトが表示されなくなってしまうためです。こうなると問題児扱いですね。なので長屋から出されててしまう(サイトを停止されてしまう)訳です。

なので動画を配信する場合はサーバをクラウドサービスを使う事が大原則なのです。勿論短時間なら落ちてもいい、という割り切りであれば、レンタルサーバでも大丈夫です。しかし、その場合でも、普通の安いレンタルサーバではなく、出来れば例えばさくらであればVPSなどの少し上のスペックのサーバを選びましょう。

※継続的に加筆補足を行っています
(最新更新 2020/10/9)
(最新更新 2020/10/4)
(最新更新 2020/11/11)

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