もしホームページ制作会社が倒産したら(4) メアドの盗聴に気をつけよう
前回記事:
もしホームページ制作会社が倒産したら(3)WordPress(ワードプレス)の管理者権限を確認しよう
今回のお話は、ホームページ制作会社が倒産したら、というより、倒産しそうな会社のお話です。
身の危険を感じたあなたは、当然別のホームページ制作会社に乗り換えようとあれこれ手を打ち出します。そして目星をつけたホームページ制作会社とメール等で連絡を取るようなるでしょう。
この際、気をつけるのは、普段使っている会社のメアドではなく、別のメールアドレスを使う、という事です。
どういう事かと言うと、当たり前ですが、ホームページ制作会社には通常メールサーバーも管理をお願いしているケースがほとんどです。つまり、メールアドレスの中身を見ようとすると、出来てしまいます。
そうすると、「あのお客さん、うちから逃げていくつもりなんじゃないか?」と思った、その倒産しそうなホームページ制作会社「どれ、調べてみるか・・・」とメールを開いて、中身見るという事が簡単に出来てしまうのです。
勿論これは憲法や法律で保証された「通信の秘密」を犯すモノであり、刑事罰の対象です。
しかし、盗聴されている、という証拠を特定することは理論的には可能ですが、膨大な手数がかかり、現実的には極めて困難です。
なので、一番安心なのは、別のメールアドレスを使う、という事です。
ヤバいホームページ制作会社から逃げる、倒産しそうなホームページ制作会社から逃げるには、まずその事を知られないよう、ひっそりと準備を進めて、最後の最後で言う、が絶対条件です。慎重しすぎる事はありません。
あれこれ嫌がらせをされる前に、いろいろと手を打ちましょう。嫌がらせされてしまうと、打てる手は極めて限られてしまいます。