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お客様インタビュー

ECサイトでブログをやってはいけない理由-仏作って魂入れずはかえってヤバい

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最終更新日:2020/07/27   公開日:2016/10/01

ECサイトであれ、求人サイト、会社サイトであれ、昨今はブログを立ち上げる事が推奨されています。

ECサイト制作時に制作会社が「ブログもやりましょう」と提案するのは当たり前であり、もしECサイト制作会社が提案してこないのであれば、むしろその制作会社の能力を疑うべきでしょう。

このように、ECサイト運営においてブログ運用は非常に大事というより当たり前の感すらありますが、それには勿論理由があります。

その理由の一つは、サイトのコンテンツ量や更新頻度が高いと、SEOとして有利になるからです。また、サイトを店舗運営と同じように見なすと、売り場にライブ感があった方が商品が売れやすい傾向にあります。特にECサイトの場合、やらないよりやった方が明かな優位性があります。少なくともブログをやらない事によって、商品の売上げが上がる理由を見つける事はなかなか難しいと言えるでしょう。

ところが、残念な事に、ネットではしばしばこういうブログを見かけませんでしょうか。

最終更新日 2011年2月21日 今日もがんばります

今は2016年ですよね・・・。

つまり、ECサイト運営上、ブログは大事だからと言われてつけたものの、結局まともに更新が出来ず、放置プレイになってしまっているECサイト(に限らずなのですが)というのは少なくありません。まさに「仏作って魂入れず」状態です。

ECサイトでブログをやってはいけない理由とは-仏作って魂入れずはかえってマズイ

ECサイトの運営において、スタッフブログを放置すると、どのような事が起きるかと言いますと、せっかくサイトを訪れてくれたお客様が「2011年?やっばいなぁ、ここ、本当にちゃんとやってるの?」と疑われ、注文をせずにお客様が逃げてしまう可能性が高いのです。

しかも、逃げたお客さんは

「御社の ECサイトを見たけど、ブログを更新しておらず、やってるのかやってないのか不安なので注文辞めて他のお店で買いました」

とはわざわざ言ってはくれません。要はこういう機会損失が起きている事に、自分でなかなか気付かない訳です。つまり、お客様を集めているつもりで、実際は自ら追い出してしまっているわけですね。

売れていないECサイトほど、このブログ放置が結構あり、それでいて「どうしたら売上が上がるんだろう」と悩んでいる例を見かけます。

では、このようは状況を改善するにはどうしたらいいのでしょう。いくつか策があります。まずどうしてもブログを運営できないのなら、いっそのこと即刻ブログは締めましょう。放置プレイのブログを置いておくことは、お客様に買うなと言っているのと同じで、極めて高いお客さん蹴散らかし効果があります。商品棚の商品にホコリがかぶっているのと同じ状態です。販売の武器を一つ失ってしまう事は非常に残念ですが、そのままにしておく方がむしろデメリットが高いです。ブログ無しで販売をしていく方法を模索していきましょう。

もう一つは記事を各担当者を固定せず、ブログを週に一度、担当者間で交代で回すことです。現場の担当者は往々にしてネタが思いつかない、忙しい、という事を言い訳にしがちですが、週に一度、スタッフが持ち回りで書くことにすれば、スタッフが5人入れば、月に一回しか書かなくて済むことになります。いくら忙しくても、月に一回も出来ないとは言えないですよね。

更には、文章を書く負荷を減らすことも一案です。例えばツイッターインスタグラム等の活用によって、文書を最低限度(一文)だけで良く、写真メインで更新を行う方法です。勿論既存のブログに写真を一枚載せるだけでも問題ありません。

担当者の頻度とボリュームを調整して上げる事によって、仏作って魂入れずを回避しましょう。

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