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動画配信システムのトレンドはASPから自社配信へ

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動画配信システムのトレンドはASPから自社配信へ

最終更新日:2022/04/11   公開日:2022/01/19

昨今動画配信でのご相談を頂いていますが、安価ですぐ使えるASPサービスから、自社動画配信システムに切り替えるお客様が増えてきています。特に動画配信数が多いお客様に顕著で、この1、2年くらい特に良く見られる傾向です。

これにはいくつかの要因があり、代表的な理由を挙げると(1)使うほど費用がかさんでしまい、場合によってはいきなり高額の請求をされてしまい、事業継続性のリスクがある。(2)自社での動画配信システムの開発コスト自体が桁違いに下がってきている、という事が挙げられます。

(1)については、動画配信のASPサービス会社は「うちは利用金額は月額固定ですよ」とアピールしていますが、実際問題として、この世の中に月額固定の動画配信サービスは絶対に存在しません。それは単に価格体系が階段状になっており、月10TB使ったら次の上位コースへの乗り換えて頂くか、1TBあたり3万円払ってくださいといったオプションで逃げているに過ぎないからです。動画配信のコストは基本重量課金であり、固定と唱っているところは単に「見せ方」でそうしているに過ぎません。中には突然連絡が来て「御社は使いすぎなので200万円追加で払って下さい」と言った様な請求が来たりもします。このような不測の事態がおこるようでは、安定したサービス運営は難しくなってしまいます。

(2)については昔は億単位でかかったりもしていましたが、今は基本1千万以下でも全然問題無く自社で動画配信システムを開発する事が出来ます。これはクラウド環境下で、AWS Elemental MediaConvertといったような、ネットで動画を配信するツールがそろってきている事が極めて大きいです。こういうツールの組み合わせと設定で開発する事によって、10年前とはまさに桁違いに開発コストを抑えられるようになってきています。

その結果、かなり多くの動画を配信するのであれば、自社で動画配信システムを使った方が、ASPに依存せずにむしろ自由に仕様を組み立てられるとそちらを選択する企業が増えてきています。弊社でもそれでこれもそうですが、いくつかのプロジェクトが進行しています。

今後動画配信量の多い企業は、ますます動画配信システムを自社で開発、又は開発を開発会社に委託し、運用していくケースが増えていくのは間違いありません。

 

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