ECサイト構築時によく受ける質問「どの程度広告費をかけたらいいんでしょう?」
弊社では札幌や北海道市内に限らず、都内でもECサイトの構築や運用をお手伝いしていますが、その中でマーチャンダイジング、つまり販売する商品自体の企画や製造をお手伝いする事があります。
その時、しばしば言われるのは「どの程度広告費をかけたらいいんでしょう?」「適正な商品の収支構造というのはどういうものなんでしょうね」という事です。
ざっくりですが、私は大体いつも以下の通りだと言っています。
- 製造原価 30%
- 販管費 20%
- 広告宣伝費 30%
- 利益20%
つまり、広告費をどう使うべきか、は、そもそも商品の収支構造をから考える事が大事です。
この数字は多少前後しますし、売れる(であろう、ありたい)販売額によってもやや変動します。
例えば健康食品やお菓子、化粧品関係ですと、製造原価は20%になったりします(その分野は特に利益率の高い市場です)
営業利益が20%ですと、一般的にはかなりの優良な企業ですが、ECは直販ですので、メーカーとしては決して不可能な数字ではありません。逆に流通や卸であれば、これはもう少しシビアな数字になると思います。
そして、このようなコスト・利益構造をベースに販売計画を組み立てると、かけるべき広告費の割合も分かってきますし、効果的なECサイト(事業)の運用が図れます。
このように単にECサイトを作るだけでは無く、ビジネスそれ事態をもお手伝いをしていくのが弊社のスタイルです。